市街地に出て、いつものお饅頭屋が目に入る。
製造工程が見られるよう、次々に出来上がっていく焼き饅頭を、ガラス越しに見ることができる。
白餡のシンプルな作りと味であるが、食べだすとやめれない、とまらない。
自身は、必ず10個入りを購入することにしているので、注文しようとしたら・・・
どこかの老人が割り込むようにして購入開始。
店員さんは、多くのお客を扱うので、手馴れたもので、
「はい、次の方は・・・」と、待たずにいつものを購入する。
まだ暖かい状態のお饅頭を抱えて、足早に帰宅する。
包装を解いて経木を開いたら、いつもの焼印と異なることに気付く。
ここのお店は、長い間、営業しているのだが、市制100年記念のは、初めてだと思う。