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ハンデをもつインコ

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たまたま、家の庭に飛んできて。疲れて休んでいたところに、捕まってしまい、
家族の一員となったセキセイインコ。
普通のインコから比べ、体型が子柄で、右脚を満足に動かせない障害を持っていた。

普通のセキセイインコは、二足歩行できるが、右脚が踏ん張りできず、引きずって歩くのが、やっとだった。
鳥にとって足が不自由だと、とまり木を飛び跳ねる移動ができない。留まって寝るのにも支障がある。
彼女は、クチバシを上手に使い、鳥かごの角をつたい、とまり木まで、登る方法を心得ていた。
時には、カゴの扉を持ち上げて脱出し、よく家の中を飛び回っていることも、しばしば。

反面、身体も弱かったのか、動物病院に連れて行くことも、多かった。
先生から、ずいぶん小さい鳥ですね。と言われる始末。

 

 

 

 

 

 

自身は、たまにレタスを分けてあげたり、かご清掃する程度だが、とてもよく懐いてくれた。
彼女に近づくと、次は何して遊んでくれるの、と言わんばかりに、とまり木を、ソワソワ。
そういえば、カゴから彼女をだして、自由に飛ばして遊ばせていたのだ。

トイレットペーパーの芯を与えると、小柄な彼女は、中に入り込んで遊んでいた。
たまに、抜け出せなくなって、慌ててバタつくのを見かけている。

そんな彼女も、年齢と寒さにたえられず、十数年前、2月の早朝。芯のワキで静かに横たわっていた。

以降、鳥を飼っていないのだが、また飛んで戻ったような錯覚をおこすことがある。
お盆の時期は、セキセイインコ特有の臭いを感じる時があるのだ。

今年も、網戸にして外気を交換する時期になっている。

素材ラボのイラスト使用

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