夜中の間降っていた雨が止み、まだ、空もどんより雲が残り、
蒸し暑さ残る感じとなる、あたりが明るくなった頃だった。
浅い睡眠であったからだろうか、いつもより早く目覚めてしまった。
1匹の野鳥が、隣の庭の木にとまり、さえずりを始めたのである。
気温は高く、窓は開放しており、網戸越しから聞こえてくるので、
それなりの音量となる。
本人としては、ここは、自分の縄張りであることを、誇示しているのだろうが
目覚まし時計が、鳴り続けるような状態となった。
めったに聞けない鳴き声を間直で聞けて、3文の徳としておきたい。
そして、訪れた野鳥君に対し、良きパートナーに出会えることを、期待したい。