先月は、雪混じりの雨もあって、肌寒い日が続き春が待ち遠しかった。
ここ数日で、小雨はあるものの、気温は10度以上は上昇している。
日中は、初夏を感じさせる程で暖かい。
4月初旬なら、入社・入学式やお花見などが、各所で行われていたのだが、
4月も中旬になると、桜は、もう終わっていると思っていた。
ある公園に通りがかったら、たった1本だけ、満開となっている桜の大木を見つける。
近くに桜は点在しているが、既に花びらは散った後しかない。
大き過ぎなのか、品種が異なるのかは、知らないが満開の光景に、思わず立ち止まってしまう。
まるで、春を待ち望んでいたかの、ように蕾をつけ、一斉に開花する様は、何か勇気づけられる、想いである。
自身も華やかな時期が来ることを期待し、その場を去ることにした。