記念日

親友からの手紙

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師走に入り、年末に向け、仕事の区切りをつけるべく、慌ただしい頃。

親友から喪中の手紙が投函されていた。

数年前に御尊父様が、他界された報せが、あったばかり。

不幸は続いてほしくない、と思いながら、読み返すこと数回。

親友ではなく、奥様からの記述で、

本人は他界し、年賀の挨拶を辞退する内容に。

まだ人生これからである年齢なのに。信じ難く、暫くぼう然としていた。

我に返り、電話連絡してみると。

既に荼毘にふされ、家に戻っているとのこと。

線香をあげたいと、申し出ると快く承諾となって...

この知らせ以降、弔事やりとりの内容が蘇る。

まもなく父の日です。このような事態にはならないと思いますが、
少なからず、感謝する気持ちがあるなら、

おっかない親父だけど、聞いてみては?
「ほしいもん、ある?」。

素材ラボのイラスト使用

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