自身が住んでいる地区は、丘の斜面に、段々畑のように建築物が並んだ景観となる。
街に出るには、峠を越えるか、斜面を下るかの何れかとなる。
本日は、自転車で峠越えを行うルートを選択する。
真夏の朝方で、日差しが強いこともあり、帽子を被って走行していた。
峠越えて、スピードを上げ始めた時である。
向い風をもろに受け、帽子が飛んでしまう事態に。
折角、惰性でスピードが上がり、峠登りで、汗ばんでいた身体が涼しさを感じる頃。
帽子が頭から浮き上がり、進行方向の反対側に、飛んでいってしまった。
自転車としては、最大加速に近い状態であり、直ぐに停車できないのだが、急ブレーキをかける。
帽子の落下地点まで、戻ることになった。
その間、自動車・バスに遭遇しなくて良かった。